笑 学 校H1６年 ８月

笑いの発音はハ行である。「ハ、ハ、ハ」「ヒ、ヒ、ヒ」「フ、フ、フ」「ヘ、ヘ、ヘ」「ホ、ホ、ホ」という具合であるが、「ヒ」と「フ」は陰気である。やはり陽気な「ハ、ハ、ハ」と大声で腹から笑いたいものだ。

　　　　　　　　おもしろ小噺　No.１１

こばなしその１

「そのゴミ箱、使ったらフタをしめといて、何んかくさいから」

「それは、めんどう くさい(・・・) なあ」

その２

ある夫が妻に「誕生日プレゼント、何がほしい？」「いっぱい」

「わかった、ラーメンを一杯ごちそうするよ」

その３

ある池に大きな看板が立っていた。
゛この看板に石を投げないで下さい。地主゛

これ何の為の看板？

その４

花見の季節にきれいに咲いた桜の枝を折っている女性がいた。

通りかかった男が一言、「こらっ　オンナ」

その５　

家の前で野良犬が死んでいたので、生ゴミに入れて出した人が清掃

会社の人に見つけられて注意され、弁解していた。

「これ、燃えるゴミじゃないんですか？」

「野良犬は焼却できません。」

「どうしてですか」

「ヤケン」

（以前　試しに焼いてみた人がおりまして、ホットドックになったそうです。）

その６

花シリーズ

「いつ帰ったの？」「サツキ」

「お盆は故郷に帰ります」」「キキョウ」

「風邪をひくと出てきます」「ハナミズキ」

「貴方の体をいつも・・・」「アンズ」

「ギャンブル好きです」「ショウブ」

「アルツハイマーの始まりです」「ボケ」

「いらない花です」「フヨウ」

「トイレに飾る花です」「スイセン」

「赤い花なのにどうして」「アオイ」

「パソコンですっかり目が」「カスミソウ」

「美人姉妹です。妹はもちろん」「アネモネ」

「まっすぐ咲いてるのに」「ハス」

「そんなカッカしないで頭を」「ヒヤシンス」


　「引っ越しだ、荷物を」　　　　　　　「ハコベ」

その７

「梅雨になると、貴女のダイエットはダメね」「あら、失礼ね、どうして」

「まだ、ふっとりますね」

その８

最近の若者は挨拶をしない人が多いように思いますが、その点、

昔の方は丁寧ですな。特に田舎の方は丁寧ですね、全く知らない

方にも丁寧におじぎをされますね。

　
　ある田舎で見知らぬおばあさんが、突然おじぎをされまして、私

もそれにつられておじぎを致しました。私が頭を上げますと、未

だおばあさんが頭を下げている。


もう一度おじぎを致しまして再び頭を上げますと、そのおばあさ

んは未だおじぎをしているんです。「おかしいな」と思って下か

ら覗きこみますと、「人が小便してんの、覗きなはんな！」

その９

怪談シリーズ

　四谷怪談　　　　

　今からユーレイ（言うでぇ）

　三つ子の赤ちゃんがいた。一人だけいつもお母さんのお乳

を吸ことができない。

そこでそのお乳のあたらない赤ちゃんが、お母さんの乳房に毒を

塗った。次の日の朝、お父さんが死んでいた。

　　悪の十字架

　あるパチンコ屋の前に朝早くから恐そうな一人の老婆が立っていた。

「開(あ) くのん、１０時か」

亀の呪(のろ) い

恐ろしい亀の呪いの話である。何とそれは「亀、 鈍(のろ) い」

階段の亡霊

真夜中の階段に出る亡霊。それは何と、「階段登れい」


　恐怖の料理

京都の山奥のある旅館で、魔女達が薄暗いところで料理を食べていた。

何とそれは「京風の料理」


　猫の怨念

草木も眠る丑三つ時、ある神社の庭に何か怪しげに動くものがいる。

よく見ると、猫がおんねん。

その１０

入学試験の話。

高校とか大学の入学試験となりますとドキドキしながら会場

へ着きますと、同級生の友人達も来ておりまして、ワイワイし

ゃべっております。

「自信ある？」

「まあまあね、君は？」

「あかん、全然自信ないわ、参考書２０冊しか読んでないし、

問題集も１５冊しかやってないねん、それに教科書も未だ３０回

しか読んでへんし、塾も週４回しか行ってないねん、全然自信な

いわ、どうしよう」

「………..」
　
（聞かなきゃよかった）



やがて試験中になりまして、「何やこれは？　全然わからんな、

書きようがないわ、困ったなあ、カンニングせんとあかんわ、誰か

見せてくれないかな」廻りを見ますと隣の席に女の子がいまして

答案をスラスラ書いています。

「ちょっと見せて」

「・・・・・」

「お願い、ちょっと見せて」

「・・・・・」

「ちょっとだけでいいから見せてよ」

「まあ、エッチね」

「・・・・・？」


 やがて試験発表の日がやってまいりまして、ドキドキしながら

発表を見るのですが、もう気の弱い人なんかは自分で見ることがで

きません。

「頼むさかい、かわりに見てくれる？」

「いいよ、受験番号は何番や」

「５３８番」

「どれどれ、５百、さんじゅう、１番、５３３番、５３６番、５３９番

が合格で、受験番号が５３８番やろ、う〜ん、おしい！一番違いや」

その１１

ある薬屋さんで、どんな病気でもすぐに効くという新薬が発表されたそうで、

「ところでその薬は何秒で効くの？」

「はい、難病でも効きますがだいたい５秒置き（ご病気）に効きますね」

「へえ、そんなに良く効くんですか？」

「はいそうです、１０秒（重病）でも効きますよ」

その１２

長嶋監督が脳梗寒に・・・

取材記者「監督！今のご気分は？」

長嶋監督「いやあ、今まで色々縛られる事が多すぎましたから、これからはNO拘束でいきます！！」

　　　　　　　　　　　　　　　　　

その１３

孫を連れて、横浜の公園めぐり。「どこから乗ったか覚えておくように」と言った。

地名の勉強になる。家で妻が「どこから乗って、どこで降りたの？」と聞くと、孫は「前から乗って後ろから降りたよ」と言った。

その１４

ある男曰(いわ) く

　結婚当初・・・・・良妻賢母を唱え

　１０年目・・・・　良妻が消え

　２０年目・・・・　賢母の文字が消え

　３０年目・・・・　なみの女となる（波の女は婆である）

その１５

医者と老人の患者との会話

「先生肩が痛いんです」「どちらの方？」「八王子から来ました」「・・・・？」

「どんな眼鏡が必要ですか？」「近眼用と老眼用とそれを捜すもう１つ」「・・・・？」

「先生、最近もの忘れがひどくて」「いつから？」「さあ〜？」「・・・・？」

「先生、牛乳を飲むと健康に良いですか？」」「牛乳は、飲むよりも、配達する方が健康に良いでしょう」「・・・・・？」　　　　　　　　　　　　　　

 その１６

ある中年の夫婦、新婚の頃、妻が夫に手作りの座布団をプレゼントした。夫は「お尻に敷くのがもったいない」と言って飾っていたが、今では妻はその夫を尻に敷いている。

その１７

ある中年の夫婦が喫茶店へ行った時、妻が「私達、新婚時代のような甘さはないわね。」と言ったら、夫があわててケーキとあん蜜を注文した。

その１８

　夫が夕刊を取りに、玄関から少し離れた門の所へ行こうとしたら、突然、雷が鳴りだした。

小心者の夫はあわてて引き返して、台所にいた妻に

「由美子！夕刊取ってきてくれる？俺、雷恐いから」

「私だって恐いわよ」

「でも俺に万一のことがあったら、家族が困るだろう？」

「私だって万一のことがあったらあなたが困るでしょう」

「う〜ん、何かいい方法ないかなあ」

妻は遠くにいた姑(しゅうとめ) に「おかあさ〜ん！夕刊取ってきてくださる？」

「・・・・」

その１９

ゴルフというのはなかなか自分の思った通りにはなりません。


スコアーが悪いと悪い原因を考えるわけですが、天候のせいにしたり、

キャディや同伴者が悪かったのかなあ、着ていた服の色が悪かったと

か、あげくはロッカー番号が悪かったのかなあといろいろ考えるのが、

アマチュアゴルファーですね。

私も縁起をかつぐ方でして、朝　ゴルフ場へ着くと貴重品ロッカー

の番号はいいのを選ぶんですね。０３７とか０３８、ハーフ３７か

３８、これ位で廻れたらエエなあという期待をこめまして選ぶんで

すね。３９もサンキューでいいですね。後は４０から４４位までは

何とか使える番号ですな。あとは７７とか７８、グロススコアの希望

ですね。でも７９は敬遠しますね、後でにぎりで泣く（７９）に

なりそうですから。８０から８５位までも好きな番号ですね。悪く

ても８９、これは 破竹(ハチク) の勢いと言うことで

縁起をかつぎますね。９０以上の番号は嫌いですが、１１７はイイ

ナと言うことで好きな番号ですね。１１８でも、まあイイヤと言うことで

選びますが、先日　１１７も１１８も空いてなかったので１１９を

選びましたが何か落ち着きません。

これって救急車の番号ですから、何かケガでもするのではないか

と思っていましたら、やっぱりカート道ですべってお尻を打ちまし

たね。やっぱり１１９と１１０は選ばない方がいいですなあ。

その２０

ゴルフの時の縁起をかつぐ方法ですが、ティーショットの時の

ティの色にも縁起をかつぐんですね。黒は葬式の色ですからこ

れは使いません。今まで白を使っていたのですが、時々ＯＢが

出るんです。白は白杭をイメージするんですね。赤は信号の色で

危険、それに赤杭をイメージしますよ。ウォーターハザードで

ワンペナですからこれも使いません。

黄色は注意、黄杭をイメージしましてこれもワンペナですか

ら使いません。そこで、青だけ使うことに決めています。

　　青は安全の色でして、それに青杭をイメージしても、青杭は

救済がありますので安心ですよ。こんな縁起をかつぐのは私だ


けかと思っていましたら何の何の私より上手(ウワテ) の人がい
ましたよ。

朝、家を出る時、サイフの中に入れる札の数もきちっと吉数に

しておくとか、７時３０分とか８時丁度とか、きっちりした時刻

に出発するとか、家からゴルフ場の方角、まっすぐ来たら鬼門の

方角になると言うわけで一旦　北へ出て直角に東へ進むとか、吉

方を選びながらゴルフ場へ向かう人もいるんですね。それだけじ

ゃないですよ。その日に着ていく服装の色も風水に合わせて、

白と青とか決めるそうです。そう言えばタイガーウッズは勝負の

かかる日は闘志がわくと言うことで赤い服を着ますよ。私は服装

の色まで凝りませんが、ベストだけは必ず黒と決めています。

縁起をかつぐんですね。

「どうしてですか？」

「ベスト黒スと言いますから」